2018年1月25日
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基礎学力とは?
生徒に対して授業をやっていて、思うことですが、以下の能力がしっかりと身についている生徒は、とてもよく伸びてくれます。
・記憶力
・文章読解能力
・計算力
などです。
僕は、これらを基礎学力と勝手に呼んでいますが、これらが身についているかどうかによって、後の伸びが非常に変わってきます。
この基礎学力を伸ばすにはどうやら、小学生時代での活動が非常に重要になるようです。
記憶力について
学力を伸ばすためには、記憶力がどうしても外せません。
記憶力があるということはそれだけでとても有利です。
自分の興味のあることであれば覚えられるけど、勉強のことになるとさっぱり…
ということはよくありますが、
どうやら、「興味はないが、覚えなければならないことを覚える」というのは、
「小学校時代にどれだけ覚えなければならないことを覚えようとするかの態度」を形成しているかが大きいようです。
文章読解能力について
文章読解能力とは、日本語を読む力、ですが、案外、適当に読んでしまっていることが多いです。
これも小さいころからの文章による態度形成によるものが大きいようです。
この文章読解能力があると、自分で本などを読み、学習ができます。
勉強というのは、自分でやる時間をいかに設けるのかが重要になります。自分で行う勉強が少なければ、学力の伸びは小さくなってしまいます。
ですが、文章読解能力が乏しければ、読んでも内容が頭に入らず、よくわからないくなり、
自分から進んで勉強するということが億劫になり、勉強が進みません。
結果、学力が伸びる機会が減ってしまうことになります。
計算力について
計算力が早い、ということは、その分、計算問題等が速く解ける、というのもありますが、頭の回転の速さにもつながることが多いです。
ですが、そういったことよりも、当たり前の話かもしれませんが、計算力がない生徒は、算数や数学がどんどん苦手になり、数学をやらないという道を選ぶといったことが多くなります。
数学ができるかできないか、というのは、よく頭のよさのバロメーターとして使われます。
計算力がないことはデメリットが大きいので、計算力を高めるトレーニングはしておいた方がよいでしょう。
100マス計算や計算ドリルなどをバカにせず、取り組むことが必要だと思います。あとは、早い計算の仕方を身につけるなどの、計算におけるテクニックの暗記なども有効です。
計算の分野に暗記という考え方を取り入れるだけで、大きく計算の仕方が変わります。
基礎学力を高めるのは小学生の時が一番
何はともあれ、こういった基礎学力を高める機会というのは、小学校時代が一番よいと思われます。
もちろん、小学生のときは、勉強だけでなく、色々なものに触れ、見聞を広げることがとても大切ではありますが、
こういった基礎学習能力もおざなりにならないようにしていきたいと思います。
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